製品を受注して出荷するまでの日数は、短い方がエンドユーザーや販売企業にとって大きなメリットとなります。以前にプロジェクトマネージャーとして関わった受注~出荷までの日数短縮について記載します。
受注~出荷までの日数を短くすることは、メーカーにとって重大な課題です。通常、出荷されて初めて売上があがります。このため、この製品を取り扱う販売企業の営業マンにとって、受注~出荷までの足の長い製品は、扱いづらいものとなります。結果的にメーカーとしては、販売機会の損失につながっていくという重大な課題です。
時短での取り組みとして、以下の様なことをプロジェクトマネジメントしました。
1.現状の業務フロー(業務手順)を丹念に聞き取り
もちろんITなど関係なく、現状の資料作成
2.現状の業務フローを分析し、3日にした場合のタイムスケジュールを作成します
3.タイムスケジュールを実現するための課題を抽出します
4.課題に対して、やるべきことを決めます
システム開発
関わっている内部担当者への説明
場合によっては、社外の方々(販売企業の営業マン)への説明
上記の様なことをWBS工程表を作成して、目標達成し、販売機会の損失を軽減に寄与することができました。
たんにIT化をすれば解決するという単純なものではなく、運用・仕組みを設計し、そこにITを導入することで最適な形を作り出す事がプロジェクトマネジメントに求められるスキルと考えています。
同様な事でお悩みの企業様がおられましたら、ご相談ください。
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