(IoT)STM32での開発 STM32CubeIDE

本日は、組込み開発についてのご紹介となります。
以前に、IoTを含めたシステムの開発についての記事を投稿しました。その際にIoT側でSTM32ファミリー STM32L476RGを使用しました。IO、タイマなど多数の機能を備えていて、現場での制御装置としては非常に優秀なマイコンと考えています。
※STM32ファミリーとしては、多彩な製品群をそろえており、用途に合わせてマイコンを選択すると良いと思います。

さて、STM32の開発についてですが、私は、STM32CubeIDE を使用して開発を行いました。開発言語は、C言語です。(携帯電話開発以来で30年ぶりぐらいにC言語で開発しました (^^ゞ )
STM32CubeIDEを使用することで
① ファームウェアにかかる初期コードは自動生成
② ”USER CODE BEGIN XXX”~”USER CODE END XXX”の間に必要なコードを書けば良い
③ STM32の種類ごとのIO設定をビジュアルな画面を見ながら設定可能
④ USB経由でSTM32L476RGと接続してデバッグ可能なので、特別なデバッグ装置は不要
などなどメリットは多数あります。

STM32マイコンとPCとUSBケーブルがあれば、すぐにIoT開発が可能となります。多様な装置制御を作成できます。

なお、STM32マイコンは、USBで電源供給しますので、モバイルバッテリーで動作させることもでき、電源のない現場テストでも便利です。

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