私は、長年のソフトウェア開発業界で色々経験をさせていただいています。基本的には、プロジェクト管理+上流設計 といったところを得意としています。
今回は、プロジェクトマネジャーがプロジェクトに対して取り組む点について私なりの考えを記載します。
プロジェクトマネジャーは、「プロジェクトの遂行をスムーズに進め、プロジェクトを成功に導く役割」であると考えています(あたりまえですが・・・)。この当たり前が意外に難しいことです。
「プロジェクトマネジャーは、プロジェクト計画書を作成して・・・」という事があります。もちろん計画書の作成や人材を含めたリソース管理、コスト管理といった管理業務は必要な事ですが、一部では、”形”にこだわってPM業務を行う傾向があるように感じています。現場業務を経験せず、PM業務(ここではPM作業とした方が良いかも)を進めていて、書類作成やデータとりまとめ、メンバーからの報告確認とチェックという事が行われている場合も有るかと思います。
このような”形”も非常に大切ですが、もっと大切なことは、プロジェクトの遂行をスムーズに進め、プロジェクトを成功させることです。そのために必要な事は、
・プロジェクトが進んでいく道(行程※誤字じゃないです)を安全に・スムーズにすること
・プロジェクトメンバーの車が安全でかつスピーディに進められるようにすること
だと考えています。
結局、プロジェクトマネジャーが評価されるのは、プロジェクトの成果 になります。ある程度、プロジェクトの過程も重要ですが、ものが完成しなければプロジェクトの意味がありません。
プロジェクトマネジャーのやるべき事は、結果をだすことであり、結果を出すために行う行動・行為ということになります。
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