システムを開発する際には、必ず依頼者の要求が存在します。この要求を”適切”につかむことが必要だと考えています。
弊社では、業務系システム開発では、この要求を聞き出す事が難しいケースが多いです。
「事務処理が大変なので効率化してほしい」といった経営者からの依頼をうけ、実際に事務処理を行っているご担当にヒアリングをします。ご担当の方から大変な作業状況について、教えていただく事ができます。ここから要求・要件の検討に入りますが、以下の様な状況があり、要求・要件を具体的にしていくことができないことがあります。
①ご担当の方が、どうなりたいかがわからない
②業務上の問題をだ取っていくと、堂々巡りになっている
③作業上の問題を渾然一体となっていて、焦点がはっきりしていない
④固定観念から、業務における前提条件を排除できていない
などです。
要求・要件の抽出では、現状業務のヒアリングをした上で、現在の業務フローを作成し、どのタスク・フェーズにどういった問題になっているかを丹念に確認していく作業を進めます。
現在の業務フローでは、状況の整理ができ、課題点がより鮮明に・具体的にわかってきます。現在の業務フローの作成は、要求・要件を抽出するための近道と言えますね。
現在、現場作業でお困りのケースがありましたら、業務分析し、改善のご提案をさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。
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