今回は、メールアドレスの登録ミスに気付く方法を紹介します。
住所録や連絡表などを作成しているときに、メールアドレスを登録するケースがあります。こういった場合に良く感じたこととして、”メールアドレスの登録ミスが多い”です。
方法は結構簡単です。正規表現を利用すると簡単に間違いを見つけることができます。以前にご紹介した「(プチ効率化)EXCELで複数の検索文字列があるか否かを判定するマクロ関数」を利用します。
まずは、サンプルをご覧下さい
最初のデータのみ正しいと判定しています。
結果部分の数式を見てみます
(メールアドレスの正規表現文字列は、「メールアドレスの正規表現」を参照させていただきました。ありがとうございます。)
文字が小さいので、
=IF(RegCheck(C2,”^[a-zA-Z0-9_.+-]+@([a-zA-Z0-9][a-zA-Z0-9-][a-zA-Z0-9].)+[a-zA-Z]{2,}$”),”正しい”,”間違い”)
です。
VBAマクロのFunctionとして「RegCheck」を利用しています。(以前の紹介記事を参照してください)
あとは、前述のように検査対象(今回はC1セル)と検査するための正規表現(”^[a-zA-Z0-9_.+-]+@([a-zA-Z0-9][a-zA-Z0-9-][a-zA-Z0-9].)+[a-zA-Z]{2,}$”),”正しい”,”間違い”)を設定すると、正解の場合はTRUE/間違いの場合はFALSE が結果として帰ってきます。
RegCheckの結果をIF関数で受けて、”正しい”・”間違い”を表示する様にすれば完了です。
このように正規表現を利用することで、いろいろな判定で応用することができます。
たとえば、郵便番号、電話番号といった間違えやすい項目で利用できます。
たま、条件付き書式をつかって、間違っている場合にセルを赤色にするなどで即座に間違えに気付くことができます。
ぜひ、いろいろ使ってみてはいかがでしょうか?
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